2015年10月08日

METALLION vol.55



 女性バンドが特集されたBURRN!誌の臨時増刊号です。表紙はRAGLAIAのRAMIとERYということで非常に華やかになっています。BURRN!本誌も偶にはこういった表紙でいいと思うんですけれどね。まあ,保守的な雑誌ではあるので無理かな。その分をこういったMETALLIONで補っている側面はあると思います。女性バンド特集号に限ってのことではありますけれども。

 扱われている女性バンドはRAGLAIAやALDIOUS,MARY’S BLOOD,CHERRY HEARTSらを中心にLAPIS LIGHTやDISQUALIAといった新進のバンドまで,現在活躍中の女性バンドはほぼ網羅されていると言っていいのではないでしょうか。まあ,男性メンバーもいるRAGLAIAやCROSS VEIN,TEARS OF TRAGEDY,MARDELASあたりも取り上げられているので,女性バンドという定義も曖昧なところはあります。敢えて言うならば,女性がヴォーカルを務めるバンドと言ったところでしょうかね。なお,音楽性はヘヴィ・メタルだけに留まっていません。まあ,このあたりは気にするところではないかなという気もしますけれども。

 基本的には扱われているバンドの多くは触れたことがあるものばかり。全くその音楽を聴いていないのはLAPIS LIGHT,VELVET★CHERRY,ASRA,ASURA,MAHATMA,LUXIONくらいかな。LAPIS LIGHTは以前から聞きたいのですが音源が入手出来ていません。いずれは聞くことになるのでしょうけれども。記事の中身はその全てがインタビューになっています。もう少し読み物系の記事があっても良かったのではないかなあ。或いはWOMAN’S POWERなどの女性バンドイベントの紹介とかね。インタビューはどれもそれなりに楽しく読みました。意外にメタルを出自とするメンバーは少ないのだなあという印象があります。目標のヴォーカルとして陰陽座の黒猫や元LIGHT BRINGERのFukiが挙がっていたのも印象的。このふたりが最早そういった立場にあることが感慨深いです。そのFukiはとりあえずUnlucky Morpheusを中心に活動していくとのこと。いつかLIGHT BRINGERの活動再開も期待したいものではあります。また,LIV MOONも本格的に活動を再開するとのこと。サポートドラマー加入で活動を活性化させるCYNTIAも嬉しいです。

 女性ヴォーカル・バンド好きとしては素直に満足。海外のバンドも扱って欲しい気もしますけれどね。また,やはりインタビューに留まらない読み物記事の充実や音源の紹介も行って欲しいもの。以前は新進気鋭のバンド紹介記事とかも有った筈なのだけどなあ。いずれにせよ,華やかな誌面が目を楽しませてくれました。今後も年1回の頻度でいいので,METALLIONの女性バンド特集号を刊行して欲しいものです。
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2015年09月16日

BURRN! 2015年10月号



 表紙はIRON MAIDENのスティーヴ・ハリス。新作を発表ということで,今回は仕方がないのかな。とは言え,冒頭からずっとIRON MAIDENの特集でありました。それ程聞いているわけではないバンドなので,完全に読みとばししています。確かに素晴らしいバンドなのだけれど,最近のバンドでもこれくらい優遇して欲しいなあ。歴史があるからこその,この扱いなのでしょうけれども。

 インタビュー関係はSTRATOVARIUS,AMORPHISくらいかなあ。AMORPHISがカラーページという扱いの良さが素敵です。STRATOVARIUSも同等の扱いで良かった気もするのですけれどね。どちらも新作が非常に良かったので,そのあたりの内容が読めたのは興味深かった。しかし,いつまで経ってもSTRATOVARIUSはティモ・トルキのことが話題に上がりますね。それだけの足跡を残したのは事実なのですが。あと,AMORPHISのインタビューで「捨て曲が一切ありませんが」という発言をインタビュアーがしていたのには不快感がありました。失礼過ぎるでしょう。他にはDESTINY POTATOや妖精帝國も聞きたくなりましたね。妖精帝國のキャラ作りは素晴らしいなあと思いました。

 ライヴ関係では自分が行ったAMARANTHEのレポートが楽しかった。東京まで足を運ぶだけの価値は十分にありました。MARDELASは名古屋公演に行けなかったのが悔やまれます。次の公演には必ず参戦したいもの。DESTROSE時代の曲も披露したのですね。確かにこのまま眠らせるには勿体ない曲が多いと思います。今後も是非ライヴの中で見せて欲しいものです。

 新譜はIRON MAIDENが軒並み90点以上と高評価。AMORPHIS,CHILDREN OF BODOM,SLAYER,STRATOVARIUSのいずれも高い評価だったのが嬉しい。久しぶりにCHILDREN OF BODOMを聴くのも悪くないかなあ。二代目アニメタルはMary’s Bloodのsakiが参加しているので気になっています。DRAGON GUARDIANは相変わらずジャケットが買い辛い。輸入盤ではMINDMAZEが面白そう。アメリカのバンドらしくない雰囲気が素敵です。輸入盤ですので,機会があれば,という程度になってしまいますけれども。
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2015年08月17日

BURRN! 2015年9月号



 表紙はAEROSMITHのジョー・ペリーとスティーヴン・タイラー。冒頭からベテラン勢の記事ばかりで読むところがありません。なお,昨年から続いていた創刊30周年特別企画の編集者座談会は今回で終了とのこと。その中で表紙の話もありましたが,比較的若いアーティストを表紙にすると売れ行きが伸び悩むというのに笑いました。読者も高齢化しているのだろうなあ。BABYMETALとかを扱ってもいいと思うのですけれどね。多分,現在巷間で一番話題になるHM系の音楽だと思いますし。まあ,自分が聴いているわけではないですけれど。せめて,陰陽座とかGALNERYUSとかさ。国内バンドは表紙にしないという無意味な不文律はいい加減に辞めた方がいいように思います。

 インタビューはALDIOUS,RAGLAIA,HIBRIA,SYMPHONY X,THE MURDER OF MY SWEET,DRAGONFORCEあたりが面白かった。ALDIOUSとRAGLAIAがカラー誌面というのは評価したい。特に新DrのMarinaが加入して新体制となったALDIOUSには注目しています。今月末の久しぶりのライヴが楽しみでなりません。SYMPHONY Xは昨年のLOUD PARKをキャンセルした顛末が語られていますが,到底承服出来る内容ではありませんでした。尤も,バンドとしては17年ぶりの来日公演への意志を見せていたので期待したいものです。THE MURDER OF MY SWEETは普通に面白そうなバンドなので聞いてみたい。

 ライヴレポートは何と言ってもBLIND GURDIANに尽きます。今回は東京,名古屋,大阪の三公演でセットリストを変えていた模様。東京では「IMAGINATION FROM THE OTHERSIDE」を披露したのが羨ましい。ライヴに付随するインタビューも楽しめました。以前から予定されているオーケストラ・アルバムは2016年中の完成を目指すとのこと。まあ,気長に待ちたいものです。来月に名古屋で公演があるLAST MAY JAGUARもちょっと楽しみになりました。

 新譜はあまりぱっとしない感じ。世間的にはBACKYARD BABIESやBULLET FOR MY VALENTINEが注目されているのかな。ROYAL HUNTはすっかり聞かなくなってしまいましたしね。そもそも今月は紹介されている作品自体が少ない印象があります。輸入盤ではフィンランドのDARK SARAHやカナダのLEAH,スロヴァキアのSIGNUM REGIS,同じくスロヴァキアのWITHIN SILENCEあたりが良さそう。今後は輸入盤にも積極的に手を出したいなあと思っています。好きな音楽は自分で探さないとね。
タグ:BURRN!
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