2019年08月11日

TULLILI/LIONE RHPASODY / ZERO GRAVITY

〈2019年音源感想6枚目〉
TULLILI/LIONE RHPASODY / ZERO GRAVITY


イタリア産シンフォニック・メタル・バンドの1stアルバムです。
と言っていいものかどうか悩みます。
RHAPSODY OF FIREからの暖簾分けというか,元祖本家の争いというか。
ファビオ・リオーネとルカ・トゥリッリによる新バンドということになります。
特徴的だった剣と魔法の世界観を切り捨てる思い切ったことをしています。
トランス系のデジタルささえ感じさせる音楽はSFへの転向を意味するのか。
全体的に悪くはないけどRHAPSODY OF FIREに求めていた音楽ではないという感じ。
いや,まあ,一応は違うバンドなんだから当然と言えば当然なんですが。
アルバムタイトルになっている#3を始め,いい曲は少なくはないです。
ただ,あの気恥ずかしささえ覚える勇壮な武勲詩といった趣には欠けています。
今までとは世界観を異にする未来的な印象の音楽は決して悪くない。
悪くはないんですが,RHAPSODY OF FIRE分派としては違和感あるのよね。
いっそのこと,RHAPSODYという名前を捨て去ってしまった方が良かったのかも。
それなら全く新しいバンドとして受け入れられたかもしれません。
と,文句は言いながらも,割と聞き込んでしまっているのも事実。
ファビオ・リオーネの歌唱ってやっぱり好きなんですよね。
因みに#2はAMARANTHEのエリーセ・リードが参加しています。
#5もかなり格好良くて大好き。
RHAPSODYという余計な要素がなければなあ。
10月の来日公演の際は先入観なしで心から楽しみたいものです。
しかし,この体制が長続きしそうにない不穏さを感じるのは気のせいかな。
ふたつのRHAPSODYはどちらも聴き続けて行きたいとは思うのですが。

(イタリア 2019年)

posted by 森山樹 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | CD感想
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