2019年05月30日

RHAPSODY OF FIRE / THE EIGHTH MOUNTAIN

〈2019年音源感想3枚目〉
RHAPSODY OF FIRE / THE EIGHTH MOUNTAIN


イタリア産エピック・メタル・バンドの11thアルバムです。
ファビオ・リオーネもルカ・トゥリッリもいないRHAPSODYの1stというべきか。
最早アレックス・スタロポリのソロ・プロジェクトというほうが適切かも。
しかし,そんな悲観的な予想を良い意味で裏切る素敵な作品でありました。
最盛期には流石に及ばぬまでも,十分に満足出来て楽しいです。
あの濃厚な世界観は健在で,勇壮な楽曲が気分を盛り立ててくれます。
これまでの作品よりも小粒ではありますが,それ故にまとまっているとも言えます。
新Voのジャコモ・ヴォーリも悪くないどころか結構格好いい。
勿論,ファビオ・リオーネが歌っていれば,もっといいんだろうなとも思いますが。
そういう空想論を言っても仕方がありません。
現状のメンバーが出来得る中では万全を尽くした作品と言えるのではないかなあ。
陽性で明瞭なメロディック・メタルとしての魅力は十分に備えています。
ジャコモ・ヴォーリのハイトーンな声質に良く合っています。
ただ,ところどころで今までよりも安易に感じられる部分があったのも事実。
全般的に軽快な分,大仰な大作感には欠ける印象があります。
これは恐らくは好みの問題になる筈。
自分はやや寂しさがありましたが,却って聞きやすいと感じる人も多いでしょう。
新たなRHAPSODY OF FIREの門出としては決して悪くなかったように思います。
問題はこのメンバーで固定されるのかということですかねえ。
TURILLI / LIONE RHAPSODYとの対決が良くも悪くも楽しみ。
なんとなく,此方の作品を贔屓にしてしまいそうな予感もありますが。
どうなることかなあ。

(イタリア 2019年)

posted by 森山樹 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CD感想
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