2016年01月31日

PHANTASMA / THE DEVIANT HEARTS

〈2016年音源感想 1枚目〉
PHANTASMA / THE DEVIANT HEARTS


01. Incoplete
02. The Deviant Hearts (Give Us A Story)
03. Runaway Grey
04. Try
05. Enter Dreamscape
06. Miserable Me
07. The Lotus And The Willow
08. Crimson Course
09. Carry Me Home
10. The Sound Of Fear
11. Novaturient
12. Let It Die
13. Symphony Of Light

 DELAINのシャルロット・ウェッセルズとSERENITYのゲオルグ・ノイハウザーの両Voによるプロジェクト・バンドのデビュー・アルバム。どちらもゴシック/シンフォニック・メタル界隈では折り紙つきの実力の持ち主だけで,その圧倒的な美声を堪能出来ます。作詞も作曲も概ねふたりでになっている感じ。物語はシャルロット・ウェッセルズの小説によるコンセプト・アルバムといった趣があります。メンバーとしては他にEVERONのオリヴァー・フィリップスが名前を連ねています。

 雰囲気としてはDELAINやSERENITYを踏襲するシンフォニック・メタルであることは間違いありません。但し,コンセプト・アルバムということで一枚を通じて流れる美しさが印象的。纏まり感から言えば,DELAINやSERENITYよりも上かもしれません。抒情的な曲も劇的な展開を見せる曲もあり,飽きさせないのが素晴らしい。お気に入りは#5。現実から徐々に逸脱する物語を彩るゲオルグ・ノイハウザーとシャルロット・ウェッセルズの歌声が最高に素晴らしい。この種の楽曲を歌わせればシャルロット・ウェッセルズに敵う者はいないようさえ思います。物悲しいシャルロット・ウェッセルズの歌声から始まる#7も印象に残ります。途中からゲオルグ・ノイハウザーの歌声が被さる演出がたまりません。シャルロット・ウェッセルズの甘い歌声が大変素敵です。#6や#8,#12もかなり好み。というか,気に入らない曲が一曲もないという気さえします。なお,#13はボーナス・トラックですが,物語としては多少の関連性があるとのこと。所謂,外伝にあたるというところでしょうか。

 正直なところ,DELAINやSERENITYよりも好みと言える一枚でありました。コンセプト・アルバムということでの統一された雰囲気がたまらなく素晴らしい。この種のシンフォニック・メタルに傾倒する者ならば,きっと聞かずにはいられない一枚でありましょう。あくまでもプロジェクト・バンドということでツアーの予定がないというのは残念に過ぎます。それぞれのバンドでの来日公演を待ち望みたいものであります。

PHANTASMA
シャルロット・ウェッセルズ:vocals
ゲオルグ・ノイハウザー:vocals
オリヴァー・フィリップス:guitar/Key/vocals
posted by 森山樹 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | CD感想

2016年01月30日

購入記録(2016.01.30)

DREAM THEATER ジ・アストニッシング ワーナー ¥3,579
TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA ゴーストライツ マーキー ¥2,808
WITHIN SILENCE ギャラリー・オブ・ライフ ルビコン ¥2,571

DREAM THEATERの新譜は2枚組の大作。
あまり長大な作品だと冗長になる懸念性がやや危惧されます。
勿論,大好きなバンドであることに変わりはないのですけれどね。
いつもよりも曲数が多いのが気になります。
TOBIAS SAMMET'S AVANTASIAはもう7枚目の作品になるのか。
相変わらずの豪華な顔触れが揃っています。
一度はライヴを鑑賞したいけれど,4月の公演は厳しそう。
WITHIN TEMPTATIONはスロバキアのバンドとのこと。
過剰な帯たたきに思わず乗せられてしまいました。
額面通りならば完全に好みのバンドと言えるのですけれども。
楽しみにしたいと思います。

〈2016年音源購入覚書〉 計8枚
posted by 森山樹 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入記録

2016年01月27日

CYNTIA@阿倍野ROCK TOWN

CYNTIA“NIGHT AND DAY”
2015.12.12(sat) 大阪・阿倍野ROCK TOWN

SET LIST
01. Run To The Future
02. 暁の華
03. KISS KISS KISS
04. 勝利の花束を
05. SSS
06. カタストロフィー
07. 君が居ない世界
08. Chapter/1
09. 閃光ストリングス
10. Ride On Time
11. ZOOOOOO!!
12. Woman
13. Through The Fire And The Desire
14. リックリリック
-ENCORE-
15. Take Me Higher
16. Letter
17. 笑顔の連鎖

 CYNTIAの大阪公演に行ってきました。東京では何度もライヴをやっていたのですが,大阪では春以来のライヴということになります。本来なら名古屋でのライヴに行くのですが,名古屋では公演が予定されていなかったので,已む無く大阪へ。偶にはライヴで遠征するのも悪くないものではありますけれども。今回は阿倍野ROCK TOWNが会場となりましたが,新しめのライヴハウスでかなり印象が良かったです。入場を外で待つのは寒かったですけれどね。

 会場は満員というわけではありませんでしたが,非常に盛り上がって楽しいライヴでした。「ZOOOOOO!!」と「Take Me Higher」という新曲を2曲交えてくれたのも印象的。「ZOOOOOO!!」は全員参加の楽しい曲で,「Take Me Higher」は割と格好いい曲でした。どちらも早く音源として欲しいところです。それ以外は如何にもCYNTIAの王道というセットリストでありました。いきなりの「Run To The Future」はやや面食らった感がありましたけれども。「閃光ストリングス」や「Ride On Time」に「KISS KISS KISS」と聞きたい曲は一通り聞けて満足。「笑顔の連鎖」は知らない曲だったけれど。アルバムには未収録の楽曲だと思います。なお,今回は脱退したKANOKOに代わるサポートドラマーとしてNATSUMEが参加しています。その美貌もドラムの腕前も秀逸。このままCYNTIAに加入して欲しいものですが,それもなかなか難しそう。ドラマーが固定化されないと本格的な活動再開とはいきそうにないのがもどかしいです。SAKIやYUI,AYANOにAZUと魅力的なメンバーが揃うだけにドラマー不在というのは惜しまれます。

 久しぶりのCYNTIAは実に楽しいライヴでありました。阿倍野ROCK TOWNは最後方からでも観易いのが嬉しいライヴハウスですね。前の方に行ったら行ったで楽しめたのでしょうけれども,あの盛り上がり方には正直ついていけない気がします。いずれにせよ,改めてCYNTIAというバンドの魅力を再確認いたしました。早期にドラマーを獲得して,本格的な活動再開を願いたいものです。あと,東京や大阪もいいけれど,名古屋でもライヴをして欲しいもの。因みに終演後の握手会は二周してしまいました。楽しかったです。

posted by 森山樹 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ライヴ感想

2016年01月26日

SALTY DOG@名古屋APOLLO BASE

SALTY DOG
2015.12.04(fri) 愛知・名古屋APOLLO BASE

SET LIST
01. Spiral Of Dream
02. Loser City
03. Ice-Cream Headache
04. Black Snow
05. Phantom Pain
06. Phoenix Tail
07. Scream Within
08. Bad Romance
09. Chase New days
10. Meteor
11. Goodnight, Cruel World

 2015年最大の収穫だったSALTY DOGの名古屋公演に行ってきました。場所は久しぶりのAPOLLO BASE。SYLPH EMEWとI RabBitsとの共演という形になりましたが,個人的にはやはりSALTY DOGが抜群に素晴らしかった。普段とは客層が異なるので雰囲気の違いに戸惑う部分もありますが,その熱さと激しさは本当楽しい。特にVoのIngerの圧倒な存在感が魅力的。ノルウェーからの留学生という出自も大変心惹かれます。日本語は全く問題なし。MCも鮮やかにこなしていました。普段は演奏しないという「Phantom Pain」を聴けたのも大満足。終盤の「Meteor」から「Goodnight, Cruel World」の盛り上がりは最高でありました。メタルっぽさも十分に有しているので音楽性も十分に好みの範疇であります。というよりも,新たな領域へと踏み出す契機となるバンドでありました。今後も積極的に追いかけて行きたいものです。物販で少し会話を交わしたIngerの美貌に思わず見惚れてしまう気がしました。心の底から楽しかったです。
posted by 森山樹 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ライヴ感想

2016年01月24日

BURRN!2016年2月号

 MEGADETHのデイヴ・ムステインとキコ・ルーレイロが表紙のBURRN!2016年2月号です。ついこのあいだもこの組み合わせのインタビュー記事を読んだような気がします。まあ,今回はそれぞれ個別のインタビューが掲載されているので趣は違うのですけれども。確かに現在最注目のバンドではありますが,特集記事の引き出しの少なさを露呈しているように感じるのも事実。いずれにせよ,MEGADETHの記事を読まないという選択肢はありません。

 2015年の総括はまあこんなものかなあという感じ。改めて,自分と似た嗜好の編集者が少ないことを感じます。目立ったのは女性ヴォーカルを擁する国産バンドの躍進。これは素直に喜ばしい。但し,問題はこれから定着が出来るかということ。そう思うとALDIOUSの存在が素晴らしい。Mary’s Bloodあたりにも追随して欲しいものです。BLIND GUARDIANやKAMELOTの新譜の評価が高かったのは嬉しいです。いずれにしても,それ程読むべきところは多くありません。

 インタビュー記事は上述のMEGADETH以外にはALDIOUS,GALNERYUSくらいかなあ。今号は2015年の総括が掲載された所為か,インタビュー記事は少なめでした。GALNERYUSは新譜の解説が楽しい。ALDIOUSはYoshiとトキのふたりが登場。此方も新譜の解説が中心となっています。それぞれに作曲を担当した曲があるのが面白いです。今後はMarinaも作曲に関わっていくのかしらね。ASRAの紹介インタビューも気になりました。機会があったら聞いてみましょう。

 新譜は以前に掲載した通り。輸入盤ではフランスのASYLUM PYRE,スウェーデンのDRACONIANとSIGNUM REGIS,イスラエルのORPHEUS BLADE,ギリシャのSACRED BLOODあたりが気になります。特にDRACONIANは以前よく聞いていたバンドなので,また聞きたいもの。Voが変更になっているのは気がかりではあります。今年は輸入盤漁りを再開しようかなあ。と言いながら,国内盤だけでも割と手一杯なのも事実です。気になる作品は多いのですけれどね。
タグ:BURRN!
posted by 森山樹 at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想